みんなのスポーツ参加の現状と問題把握

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書誌事項

タイトル別名
  • Understanding the Current status and issues of sports participation in Japan
  • Focusing on new sports and universal sports
  • ニュースポーツ・ユニバーサルスポーツに着目して

抄録

<p>本発表では、多くの人々に認識されている「ニュースポーツ」、オリパラ教育の一環として紹介されている「ボッチャ」のような「ユニバーサルスポーツ」、さらには2015年に考案された「ゆるスポーツ」などに着目します。それらは「中心」に据えられる近代スポーツに対する「周辺」を構成するレジャースポーツ的役割を有するスポーツ領域として認識されてきたのではないでしょうか。しかしながら今日、それらは国民のスポーツへの興味関心を喚起しスポーツ実施率を向上させる一手段としての体験会やイベントの全国的開催、学校体育では児童生徒の体育嫌い・運動離れ現象を軽減すべく学習指導要領が従来の「種目ベース」から「型ベース」への再編に伴うルール変更による軽スポーツやニュースポーツの導入、3.11東日本大震災の復旧・復興期における制限された環境下での心身の健康の保持など、新たな役割を担う時代が到来したと捉えても良いのではないでしょうか。そこで、それらの全体像の把握として現状や問題点を紹介させていただきます。一連のスポーツは、スポーツ庁による第3期スポーツ基本計画「3つの視点」を支える施策を具現化する可能性があると考えています。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294507109856640
  • DOI
    10.20693/jspehssconf.72.0_44
  • ISSN
    24367257
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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