1D車両全体モデルを活用したEV熱マネージメントシステムの検討

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タイトル別名
  • Study of Thermal Management System for Electric Vehicle Based on Vehicle System 1D Simulation Model

抄録

<p>電動車両(以下,xEV)では,高電圧バッテリー(以下,バッテリー)やモーター,インバーターなどの電気駆動(以下,電駆)コンポーネントの信頼性を満たすために適切な温度管理が求められ,そのためのエネルギーが必要となる。しかし,バッテリー内の限られたエネルギーを動力及び空調と分け合う必要があり,これらの熱性能,航続距離,空調快適性の共立には,冷却・入熱のタイミングや熱の分配・移動を制御する熱マネージメント(以下,熱マネ)が重要である。そこで,xEV車両内のマルチ・フィジックスの現象を解くことが可能な1D車両全体モデルを構築し,熱マネシステムの全体最適化のMBD(Model Based Development)手法を開発した。3D-CAE及び機械学習を活用することでモデルの予測精度を向上し,実際のBEV(Battery Electric Vehicle)開発での適用を想定した熱マネシステムの検討を行った。</p>

収録刊行物

  • マツダ技報

    マツダ技報 39 (0), 206-212, 2022

    マツダ株式会社

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294562486362496
  • DOI
    10.34338/mazdagihou.39.0_206
  • ISSN
    21863490
    02880601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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