ER型救急におけるハイブリッドERシステム導入の経緯とその意義
書誌事項
- タイトル別名
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- Background and significance of installing the hybrid emergency room system in ER-type emergency
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説明
〔要旨〕名古屋掖済会病院は1978年に東海地区初の救命救急センターを設置し,受診患者の増加を受けて2006年に新救命救急センターを竣工した。竣工後に課題となっていた救命救急センター外来(ER)における部屋移動,搬送や移し替えに要する時間のロスと患者負担を解決するため,ERの中心部分にある放射線部門のCT室と血管造影室を合体させ,2ルーム型のハイブリッドER(IVR-CT)システムを設置することとした。2020年9月より工事を開始し,約3カ月の工程を経て同12月より稼働し,患者の移動なく診察,CT撮影,IVR(interventional radiology),手術を実施できるようになった。ハイブリッドERシステムは,重症外傷や脳梗塞,CPA(cardiopulmonary arrest,心肺停止)治療はもとより整形外科疾患をはじめ透視とCT検査を併用する多くの救急疾患の診断治療に有用であり,今後はER型救急施設への普及が望まれる。
収録刊行物
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- Japanese Journal of Acute Care Surgery
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Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 133-139, 2022
一般社団法人 日本Acute Care Surgery 学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390294584544534528
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- ISSN
- 2436102X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可