書誌事項
- タイトル別名
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- Labor Force Adjustment Using Multi-Workers in Rapidly Declining Population Areas: Comparison of the Town of Nanbu, Aomori Prefecture, and the Village of Higashinaruse, Akita Prefecture
抄録
<p>本稿の目的は青森県南部町と秋田県東成瀬村を事例に,特定地域づくり事業協同組合の性格の地域差を明らかにすることである.両地域では地域外からのサポートによって労働者派遣法に対応した運営体制の構築やホームページの整備が進められ,事業協同組合が設立されている.また,南部町では求人のウェブサイト,東成瀬村では地域内のハローワークを通じてマルチワーカーが募集された.そのため,南部町のマルチワーカーは地域外からの新規就農希望者であるのに対し,東成瀬村は地域内居住者が主である.こうした属性の違いから,南部町ではマルチワーカーに対する農業技術の研修を充実させている一方,東成瀬村ではマルチワーカーへの手当を厚くしている.したがって,両地域の事業協同組合は,南部町では新規就農希望者が農業技術を習得する学びの仕組みとして機能しているのに対し,東成瀬村は地域内の居住者が安定して雇用されるための仕組みといえる.</p>
収録刊行物
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- E-journal GEO
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E-journal GEO 18 (1), 22-32, 2023
公益社団法人 日本地理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390294719105105280
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- ISSN
- 18808107
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可