Examination of efforts by dental hygienists working at hospitals to manage oral functions, such as during perioperative periods, in other occupations

  • KURIBAYASHI Reina
    The Nippon Dental University College at Tokyo, Graduate Programs, The Major of Dental Hygiene
  • IKEDA Akiko
    The Nippon Dental University College at Tokyo, Department of Dental Hygiene

Bibliographic Information

Other Title
  • 病院に勤務する歯科衛生士が他職種に行う周術期等口腔機能管理の取り組みに関する検討
  • ビョウイン ニ キンム スル シカ エイセイシ ガ タ ショクシュ ニ オコナウ シュウジュツキ トウ コウコウ キノウ カンリ ノ トリクミ ニ カンスル ケントウ

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Abstract

<p> 手術前からの口腔管理による口腔衛生状態の改善が,術中のトラブルや術後合併症の予防に有効 であり,口腔から全身の健康を守り治療前から歯科が介入することが重要となる.がん治療を円滑に遂行するためにも医科歯科連携の需要が高まってきており,歯科衛生士は他職種との連携が必要となる.しかし、研究領域において,口腔管理の専門職である歯科衛生士が看護師に対して行う周術期等口腔機能管理の指導内容についてはほとんど研究されていない.そこで本研究の目的は,歯科衛生士が看護師や他職種に対して行う周術期等口腔機能管理の指導内容の現状について明らかにすることである.それをもとに,今後,歯科衛生士として看護師や他職種に対して行う周術期等口腔機能管理の指導に役立てていきたいと考える.</p><p> 対象者は,周術期等口腔機能管理を行っている病院に勤務しており,かつ看護師,他職種に指導を行ったことがある歯科衛生士4名とした.方法は,インタビュー調査に先立ち,Googleフォームを用いてインタビューと同様の項目を事前回答してもらった.その後インタビューガイドに基づき 1人約60分の半構造化面接を個別にweb上にて行った.</p><p> 調査結果より,病院で勤務する歯科衛生士は看護師や他職種と連携を図り,周術期等口腔機能管理を行っていることが明らかとなった.歯科衛生士が看護師に求めている口腔ケアは,完璧な口腔ケアではなく,多忙な業務の中で,簡単で継続して行える指導内容であった.また,歯科衛生士が病院内で勉強会等を開催することは,病院における歯科の重要性や周術期等口腔機能管理の啓蒙活動に繋がることが示唆された.</p>

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