個人売買プラットフォームにおける決定木を用いた中古品の価値分類

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抄録

<p>近年,個人売買プラットフォームを通じた個人間の中古商品取引の市場が拡大している.この市場のメリットとしては,ユーザが気軽に出品できる点や,中古商品の出品価格を自由に決められることが挙げられる.その一方で,ユーザにとって,一品一品で価格や使用状態が異なる中古商品に購入者がいるか,またコストを含めた中古商品の仕入れたときにどのような価値があるのか事前にわからないため,商品の仕入れや販売利益の予測,中古商品の出品価格の値付けが難しいことがある.決定木は,データマイニング手法の一つであり,意思決定や物事の分類を多段階で繰り返し実行する場合,その多段の分岐過程を階層化した樹形図として表現することができる.本研究では,個人売買プラットフォーム出品者の実際の販売・コスト履歴データを例に,決定木を用いることで中古商品の価値の分類を予測するモデルを作成し,どの決定変数が精度に影響を与えるかを考察する.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294872208902656
  • DOI
    10.57413/wii.18.0_21
  • ISSN
    27582922
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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