兵庫県立こども病院におけるOptic Pathway Gliomaの治療経過と長期予後(転帰)
書誌事項
- タイトル別名
-
- The treatment history of long-term survivors of Optic Pathway Glioma in Kobe Children’s Hospital
この論文をさがす
抄録
<p>当施設で2005年1月から2021年3月までに治療を行った5年以上の追跡実績あるOptic Pathway Glioma 9例について治療経過を後方視的に検討した.男性4例,女性5例,平均年齢3.8歳,平均追跡期間12年9か月であった.8例に対して部分摘出術,化学療法は全例,放射線治療は5例に施行,全例が生存している.10年以上にわたり,断続的に治療を継続した症例は2例でサルベージ療法が効果を認めた.腫瘍に対する摘出術は組織診断,水頭症の緩和目的で最小限に留め化学療法を主体とした治療が重要である.</p>
収録刊行物
-
- 小児の脳神経
-
小児の脳神経 47 (4), 349-357, 2022
一般社団法人 日本小児神経外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390294949469343872
-
- ISSN
- 2435824X
- 03878023
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可