ハマボウフウの成分特性ならびに生育条件の異なる2品のハマボウフウの比較

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タイトル別名
  • Component Properties of <i>Glehnia littoralis</i> Fr. Schmidt and Comparison of Two Its Products under Different Growing Conditions
  • ハマボウフウ ノ セイブン トクセイ ナラビニ セイイク ジョウケン ノ コトナル 2ヒン ノ ハマボウフウ ノ ヒカク

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抄録

<p> ハマボウフウ露地栽培品と施設栽培品 (以下露地品および施設品) の違いを明らかにするため, 一般成分含量, ミネラル含量, 総ポリフェノール含量, 2つの抗酸化性, クロロゲン酸含量, ルチン含量, アントシアニン含量および香気成分の測定・分析を行った. 一般成分は, 施設品の灰分が露地品の2倍高い値を示した. ミネラルは, 露地品よりも施設品の方が高く, 特にK, CaおよびMgは施設品が露地品に対して2倍以上の値を示した. 総ポリフェノール含量および抗酸化性は露地品のつぼみが最も高い値を示した. クロロゲン酸含量は露地品のつぼみ, ルチン含量は露地品の葉が最も高い値を示した. アントシアニン含量は施設品の葉柄が最も高かった. 香気成分については, 露地品は複数のアルデヒド系の成分, 施設品は1成分を中心として構成されていた.</p>

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