書誌事項
- タイトル別名
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- Role of magnetic resonance elastography in the management of liver-related events in advanced chronic liver disease
- Advanced chronic liver disease ニ オケル MR エラストグラフィ ノ ヤクワリ ニ ツイテ
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抄録
<p>MRE(magnetic resonance elastography)は肝線維症診断に有用だが,liver stiffness(LS)は成因で異なり,advanced chronic liver disease(ACLD)における役割は充分に理解されていない.我々は複数の成因を含むCLD 718例を対象に,同じLSでACLDの門脈圧亢進症が予測可能かを検討した.CLDは全ての成因でLS ≧4 kPaから血小板数が減少し,静脈瘤の合併率も有意に増加した.そしてACLDにおけるLS ≧6 kPaは,肝予備能の悪化と同期して腹水発生の独立した関連因子となり,多変量解析では腹水(≥ Grade 1)がACLDの独立した予後因子だった.本研究は,MREがあらゆる成因における門脈圧亢進症リスクの評価に有用である可能性を示した.</p>
収録刊行物
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- 肝臓
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肝臓 64 (2), 44-58, 2023-01-31
一般社団法人 日本肝臓学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295060106045696
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- NII書誌ID
- AN00047770
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- ISSN
- 18813593
- 04514203
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- NDL書誌ID
- 032645994
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可