肢体不自由特別支援学校の教員からみた児童生徒の余暇の実態と余暇指導の関連

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タイトル別名
  • The Relationship between Leisure Activities and Learning of Student in Special School for Physical Disabilities
  • シタイ フジユウ トクベツ シエン ガッコウ ノ キョウイン カラ ミタ ジドウ セイト ノ ヨカ ノ ジッタイ ト ヨカ シドウ ノ カンレン

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説明

特別支援学校に在籍する肢体不自由児の重度・重複化が報告されており,彼らの卒業後の過ごし方が課題となっている。卒業後の過ごし方の改善のために余暇の充実が必要であり,そのためには学校教育における余暇指導が重要であると考えられる。しかし,余暇に関する調査は,知的障害を対象としたものが多く,肢体不自由児を対象とした余暇の実態や余暇指導に関する報告は少ない。本研究は,肢体不自由特別支援学校の教員からみた児童生徒の余暇の実態把握と余暇指導の現状,それらの関連を明らかにすることを目的とした。余暇の実態としては,放課後デイサービスやマスメディアを中心とした過ごし方が多く,学校で指導した余暇活動を児童生徒があまり行っていないことが明らかになった。今後,学校での余暇指導について,肢体不自由児の日頃の余暇の過ごし方につながり,充実した余暇を過ごすための指導の検討が必要である。

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