壁高欄用充填モルタルの特性評価 ― 環境温度と施工法の違いが自己充填性に及ぼす影響 ―

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タイトル別名
  • EVALUATION OF THE CHARACTERISTICS OF FILLING MORTAR FOR CONCRETE BARRIER - EFFECT OF ENVIRONMENTAL TEMPERATURE AND CONSTRUCTION METHOD ON SELF-FILLING PERFORMANCE -

抄録

<p> 土木学会インフラ健康診断書(2020年版)などによると,全国の約10%の道路橋が早期あるいは緊急に措置が必要であり,さらに建設後50年を経過した橋梁の割合は,2019年時点の約27%から,10年後の2029年時点には約52%に急増するとされている.近年では,橋梁上部工の効率的なリニューアル技術として,プレキャスト製の床版と壁高欄とを接合する床版取替技術が開発されている.筆者らは,床版と壁高欄を接合する目地部の充填モルタルが20℃の環境において,その要求性能を満たすことを確認している.しかし,実施工時の環境温度と施工法の影響を考慮した研究は見当たらない.本論では,室内の実験によって充填モルタルの基本特性を評価し,現場環境を模擬した実験によって現場適用性を評価した.これらの特性をふまえ,実施工時の留意事項を提案した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295181711570176
  • DOI
    10.11532/jsceim.2.1_187
  • ISSN
    2436777X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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