リバビリティ向上を目的とした街路デザイン施策普及における基礎自治体イニシアチブの成果と課題 ―米国・全米都市交通担当者協会を事例として―

書誌事項

タイトル別名
  • THE EFFECTS AND CHALLENGES OF MUNICIPALITY INITIATIVE FOR POLICY DIFFUSION OF STREET DESIGN TOWARD ENHANCING LIVABILITY —THE CASE STUDY OF NATIONAL ASSOCIATION OF CITY TRANSPORTATION OFFICIALS IN THE U.S.—

説明

<p> 本研究は,都市のリバビリティ向上に資する街路デザイン施策の普及における,基礎自治体イニシアチブの意義と課題を明らかにすることを目的として,近年世界的に会員を広げる全米都市交通担当者協会およびGlobal Designing Cities Initiativeを対象とした.資料調査,ヒアリングおよび交通統計データ集計からイニシアチブの特性と普及実施成果を明らかにし,会員都市のアウトカム達成状況から問題点を提示した.また,連携拡大の要因として,欧州の環境ガバナンス施策の普及を担うTMNとの類似点を示した.得られた知見を総括し,街路デザイン担当部局のキャパシティ向上の観点からのイニシアチブの意義とともに,普及内容実践による会員都市における交通環境への効果を高めるために,近隣自治体の参画促進といった課題が残ることを導出した.</p>

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参考文献 (28)*注記

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