共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の新世代技術

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タイトル別名
  • New Generation Technologies in Resonant-Tunneling-Diode Terahertz Oscillators

抄録

共鳴トンネルダイオード(RTD)はテラヘルツ帯の光源として期待を集め現在国内外で様々な研究が進められている.これまでRTD発振器は特にその高周波特性が良く知られており,デバイスの発展も周波数向上に関するものが多かった.しかしながら,テラヘルツ周波数帯の具体的な目標として,Beyond5G/6Gでの利用が見えてきた中,光源にはより高出力かつ多機能性が要求されている.本論文では,基本的なRTD発振器の構造・原理を紹介した後,現在我々が進めているデバイス限界打破のための新構造や構造簡略化デバイス,及び,注入同期現象を利用した機能性探究などのデバイス開発新展開を紹介するとともに,これら開発したデバイスを用いたテラヘルツ応用展開について網羅的に紹介する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295203824849536
  • DOI
    10.14923/transelej.2022jci0013
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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