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- 多田 昌平
- 北海道大学大学院工学研究院応用化学部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Heterogeneous Cu Catalyst for CO<sub>2</sub>-to-Methanol Hydrogenation Importance of Catalyst Precursor Structure
- Heterogeneous Cu Catalyst for CO₂-to-Methanol Hydrogenation Importance of Catalyst Precursor Structure
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説明
<p>CO2水素化反応によるメタノール合成反応の代表的な触媒の一つにCu系触媒があるが,十分に性能が示されていないのが現状である。そこで本総説では,Cu系触媒の新たな開発指針を紹介する。それは,触媒前駆体中のCu配位構造に着目することで,触媒中の活性点構造を制御するものである。この指針を採用するためには,まず特異なCuクラスターを有するCuドープ金属酸化物を調製することが必須である。このCuドープにより,以下の三つのことが可能となる:(1)金属酸化物担体の結晶構造制御,(2)水素還元によるCuナノ粒子形成,(3)劣化触媒の再生。この指針に基づいて,著者らの研究グループは,CO2水素化反応によるメタノール合成反応に特化したCu/a-ZrO2(a-=非晶質)とCu/MgAl2O4を開発するに至った。結晶構造制御およびCuナノ粒子形成は触媒活性を,再生能は耐久性を改善することにつながった。触媒前駆体中の活性金属種の配位構造に着目することで,触媒開発のみならず,活性金属種の特異な構造や挙動の発見につながると考える。</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (2), 40-47, 2023-03-01
公益社団法人 石油学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295270228162560
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 032738183
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可