Nd4+xFe81-x-yTiyB15 急冷薄帯の磁気特性 (x=0,2,4,6) (y=0,5,7,9)

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  • Magnetic Properties of Nd4+xFe81-x-yTiyB15 Melt-spun Ribbon (x=0,2,4,6) (y=0,5,7,9)
  • Nd4+x Fe81-x-y TiyB15 キュウレイ ハクタイ ノ ジキ トクセイ (x=0,2,4,6) (y=0,5,7,9)

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抄録

急冷凝固プロセスおよびアモルファスの結晶化過程でのナノ結晶組織制御が十分に行われていない点にある。鉄鋼材料において温度- 時間- 変態（ＴＴＴ）線図が有用であるのと同様に、ナノコンポジット磁石の組織制御とプロセス設計を効果的に行う上で、きわめて有用である。本研究では、ナノコンポジット磁石の急冷凝固と結晶化プロセスの合理的指針を得るために、Nd4Fe81B15、Pr6Fe79B15、Pr8Fe77B15、Nd10Fe75B15 組成にTiを0～13%添加し急冷凝固させ、熱処理した試料を作成し、Pr、Ti との磁気特性を調べた。その結果、NdとTi は磁化を小さくしてしまうが、保磁力を増加させNd10Fe66Ti9B15 になると、760℃、１秒間で磁化68emu/g と小さいが、保磁力が最大13500 Oeになった。また、Ti を添加しない場合でも、Nd=10%のとき、700℃、１秒間で109emu/g、4190 Oe となった試料もあったが、Ti が7%以上において、Nd が8%、10%のときに保磁力が10000 Oe以上人になる試料が多くあった。

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