LPE法によるBi置換YIGを用いたスピン熱電発電素子の強磁性共鳴特性について

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タイトル別名
  • Characteristics of ferromagnetic resonance in spin-thermoelectric generators using Bi-substituted YIG by LPE method

抄録

<p>本研究では,廃熱を電気に変換するスピン熱電発電素子における磁性絶縁体を作成し,その磁気特性と熱電発電電圧を測定した。強磁性絶縁体として,YIGとYの一部をBiで置換したBi:YIGを液相成長法で作成した。液相成長法で作成したBi:YIG は,膜の表面に大きな成長磁気異方性を示す事が知られており,この異方性はBi:YIG中のFe-3d局在電子スピンのスピン軌道相互作用を強め,フォノン系からスピン系への熱エネルギー移動を増大させる事で,強磁性絶縁体から常磁性金属体へ注入されるスピン流が増大し,発電効率が向上すると考える。各熱電発電素子による発電電圧・磁気特性と,強磁性共鳴測定から得られた結果を基に考察を行った。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295447132932736
  • DOI
    10.11527/jceeek.2022.0_337
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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