パルスアーク放電を用いた医療用一酸化窒素吸入装置の開発

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タイトル別名
  • Development of a portable nitric oxide inhalation device using pulsed arc discharge

抄録

<p>地球環境に悪影響を及ぼす大気汚染物質の一つとして知られる一酸化窒素(NO)は、近年ではその血管拡張作用が注目され、肺高血圧症や急性呼吸窮迫症候群に対して有効となるNO吸入療法として検討されている。しかし、現在医療の現場では工業用高濃度NOガスボンベが用いられており、ガス漏洩により有毒なNO2を発生する重大な医療事故につながりかねない。そのため、アーク放電を用いて空気からNOを生成する装置が提案されたが、現状は装置が大きいなどの欠点がある。本研究ではシステムを小型化し、車いすでの外出・移動を想定した持ち運び可能なNO吸入装置の開発を目指して、パルスアーク放電を用いたNO生成特性の調査を行った。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295447133031296
  • DOI
    10.11527/jceeek.2022.0_331
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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