P2Mのためのマネジメントコントロールパッケージに関する事例研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Case Study of Management Control Package for P2M
  • Focusing on the Difference between Waterfall and Agile
  • -ウォーターフォールとアジャイルの違いに着目して-

抄録

MCPとは、予算管理やBSCなどのコントロールシステムは、単独で機能せずに経営理念や社内規程など他の経営システムと相まってパッケージとして機能している概念を意味する。管理会計や経営学、欧米のPM、さらには日本のP2Mの研究領域で進むMCPの先行研究では、プログラムを構成するプロジェクトをウォーターフォールとアジャイルに区分していない。この問題意識のもと、本稿ではSimonsのフレームワークに依拠した事例研究を行った。分析の結果、ウォーターフォールでは診断型コントロールと事業倫理境界システム、アジャイルでは双方向型コントロールと信条システムが機能し、これらのシステムを通じてP2Mの価値指標、プラットフォーム、プロファイリングマネジメントが支援される可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 国際P2M学会誌

    国際P2M学会誌 17 (2), 1-21, 2023-03-25

    一般社団法人 国際P2M学会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295568860754560
  • DOI
    10.20702/iappmjour.17.2_1
  • ISSN
    24320374
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ