統語処理に焦点化した要約スピーキング練習における発話のチャンクとその文構造の関連性

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書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Lengthened Speaking Chunks and Their Sentence Structure in English Summary Speaking Tasks Focused on Grammatical Encoding

抄録

<p>本研究では,統語処理に焦点化したスピーキング練習によって変化した発話のチャンクの構造を分析することで,当該練習の効果を詳細に明らかにすることを目的とした.分析の結果,文法的に成立しない不完全な構造で発話が途切れる回数が減り,基礎構造に副詞類が付与されたより長い構造を修正なしに話せる回数が増加したことが明らかとなった.チャンクとして産出が可能な文構造を明らかにすることは,統語処理の流暢さを評価することに繋がり,統語処理能力を向上させるための学習法への一定の示唆になると言える.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295568881148032
  • DOI
    10.15077/jjet.s46082
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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