書誌事項
- タイトル別名
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- Construction and quantitative genetic analysis of traits for selection of breeding dogs in Asia Guidedog Breeding Network
- アジア モウドウケン ハンショク ネットワーク ニ オケル ハンショクケン センバツ ノ タメ ノ センバツ ケイシツ ノ ドウシュツ ト イデンテキ パラメーター ノ スイテイ
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抄録
<p>アジア盲導犬繁殖ネットワークでは,候補犬に対して適性を評価する目的で適性試験(GDBart)が実施されている.2015年から2018年までにGDBartを受験したラブラドール・レトリーバー693頭の評価結果に因子分析を施して,「落ち着き」,「ハンドラーへの集中」,「ストレスコントロール」の3つに因子(形質)を抽出した.3つの形質の遺伝率の推定値は,それぞれ0.71,0.24,0.30であった.遺伝相関は,「落ち着き」と「ハンドラーへの集中」の間,および「ハンドラーへの集中」と「ストレスコントロール」の間に正に値(0.65,0.29)が推定されたが,「落ち着き」と「ストレスコントロール」の間に−0.30の負の値が推定された.遺伝的トレンドには,「落ち着き」と「ハンドラーへの集中」では年とともに改良される傾向が見られたが,「ストレスコントロール」には改良の停滞や低下の傾向が認められた.</p>
収録刊行物
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- 日本畜産学会報
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日本畜産学会報 94 (1), 15-25, 2023-02-25
公益社団法人 日本畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295579820029440
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- NII書誌ID
- AN00195188
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- ISSN
- 18808255
- 00215309
- 1346907X
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- NDL書誌ID
- 032715119
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可