再乳化形粉末樹脂を混和したポリマーセメントモルタルの乾燥収縮に関する研究

  • 日髙 幸治
    大分大学 大学院工学研究科(〒870-1192 大分県大分市旦野原700)
  • 秋吉 善忠
    大分大学 理工学部創生工学科(〒870-1192 大分県大分市旦野原700)
  • 大谷 俊浩
    大分大学 理工学部創生工学科(〒870-1192 大分県大分市旦野原700)
  • 佐藤 嘉昭
    株式会社ゼロテクノ(〒870-0027 大分県大分市末広町1丁目5番16号)

書誌事項

タイトル別名
  • DRYING SHRINKAGE OF POLYMER CEMENT MORTAR USING REDISPERSIBLE POLYMER POWDERS

抄録

<p>本研究では、再乳化形粉末樹脂を用いたセメントモルタル(RPCM)の乾燥収縮ひずみに対する影響要因を明らかにするために、40×40×160mm角柱供試体を用いた乾燥収縮試験を行った。ポリマーはポリアクリル酸エステルおよび酢酸ビニル・ベオバ・アクリルの2種類を使用し、ポリマー添加率はセメント質量比で0、5、10%として検討した結果、ポリマーの添加で空気量が増加し、それによって収縮ひずみが増大した。そこで、空気量の影響を考慮した補正値を基に推定式を構築し、RPCMの終局ひずみは、細骨材容積率、水セメント比、ポリマー種類ごとのポリマーセメント比の関数を乗じることでほぼ推定できることを示した。</p>

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参考文献 (8)*注記

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