IABP装着患者受け持ち未経験者に対するシミュレーション教育の実施

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タイトル別名
  • Simulation-Based Education for ICU Nurses with No Experience Caring for Patients with Intra-Aortic Balloon Pumps
  • IABP ソウチャク カンジャ ウケモチ ミケイケンシャ ニ タイスル シミュレーション キョウイク ノ ジッシ

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抄録

<p> 目的:IABP装着中の患者への看護実践に関するシミュレーション研修を受講したIABP装着中の患者受け持ち未経験のICU看護師の研修の満足度,知識・スキル等の学習度,3か月後の研修の効果を明らかにした.</p><p> 方法:経験の浅いICU看護師を対象にIABP装着中の患者への看護実践に関するシミュレーション研修を実施し,アンケート調査と半構成的面接を実施した.</p><p> 結果:対象は2名で,研修全体,事前学習資料,デブリーフィング,2度目のシミュレーション,フィードバックについては2名が「大変満足である」と回答し,学習度については,2名が全9項目中「IABP波形」「アラームの原因探索」「IABP装着中の患者への対応」「状態理解」「呼吸・循環観察」「体位変換」等の6項目で知識の深まりやスキルの向上,3か月後は2名が研修効果を実感した.</p><p> 考察:事前学習,ファシリテーターの関わり,2度のシミュレーションが重要であった.</p>

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