漢字・食育融合教材の開発―持続可能な学習機会の創出を目指して―

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  • Development of Kanji teaching materials on the subject of food education : For creating sustainable learning opportunities

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抄録

筆者らは公式な学びの場以外での学習,ノンフォーマル・インフォーマル学習のように,子どもが学校外で学習する機会創出として,子ども食堂における大学生の地域交流を目指している。地域交流は,漢字・食育融合教材の開発と実演を通じた食育プログラム開発・評価のなかで検証する。プログラムは,大学生と子どもの両者が,豊かな食経験と学習機会を得て,世代によって課題が異なる食育について各々の知識を向上させ,かつ,本研究に関わる大学生が,専門の異なる3 学部に所属し,教材開発という共同作業を行うといった多職種交流の観点から,大学生間のピアエデュケーションによる知の循環,相乗的に持続する大学生間の教育も期待している。本論では,国内の漢字学習や漢字教材の分析から,新たに開発する教材の要素を整理し,子ども食堂の交流拠点機能や新型コロナ感染症の影響の記述,開発・試行した教材の報告を踏まえ,今後の教材開発の課題を考察する。

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