下水道分野における2050年度の温室効果ガス排出量の試算と対策分野の優先順位に関する評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Greenhouse Gas Emissions from Sewerage Sector in FY2050 and Assessment of Priority in the Countermeasure Fields for Sewerage Sector
抄録
<p> 我が国は2050年までにカーボンニュートラルを実現することを宣言した。これを踏まえ,国土技術政策総合研究所が設置するエネルギー分科会において,温室効果ガス削減対策の効果を考慮した2050年度の温室効果ガス排出量を試算し,カーボンニュートラルの実現に資する対策内容について整理した。しかし,この試算結果が人口減少や電源構成の変化による外的要因を内包しており,下水道が取り組むべき実質的な削減量や対策分野の優先順位が不明瞭という課題を残した。そこで,外的要因の影響を分離し,下水道が実質的に削減すべき量(約312万t-CO2/年)を算出した。また,カーボンニュートラルは現行の取組の延長線上から一層の技術開発等の取組の実施によって実現されるが,その実現のための革新的技術の開発・導入を進めるべき対策分野の優先順位は,創エネ,電力,水処理(N2O),汚泥焼却(N2O),燃料,他分野貢献(コンポスト化)の順で高いこと等を示した。</p>
収録刊行物
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- 下水道協会誌
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下水道協会誌 60 (726), 141-149, 2023-04-07
公益社団法人 日本下水道協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295679776072832
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- ISSN
- 24342475
- 00214639
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可