書誌事項
- タイトル別名
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- チョウセンゴ ノ フクシ 「 모두 」 ト 「 다 」 ノ イミ ト ガクシュウ シドウ ニ カンスル コウサツ
- On the Meaning and Teaching Method of the Korean Adverbs ‘mo-du’ and ‘da’
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抄録
本研究は、日本語母語話者の朝鮮語学習者に誤用が多く見られる、朝鮮語の副詞「모두」と「다」の意味について、先行研究を基に朝鮮語母語話者の使用例と照らし合わせ分類し、使用範囲を定め、指導方法について考察を行った。副詞「다」には4つの意味があり、そのうちの1つの用法で「모두」との意味の重なりがある。その用法である「すべて、全部、皆」という意味を表す際、「모두」は修飾しようとする対象が「個別化」して「限定されたもの」に用い対象を個別に認識するが、「다」は対象を個別に認識はしないことがわかった。さらに数字とともに使えるのは「다」のみであった。そして「모두」の使用範囲が非常に狭いということから、初級者に対しては「すべて、全部、皆」には「다」を用いる指導を行い、中級以降の段階で「모두」と「다」の違いを用例と共に指導をしていくことが望ましい。その際、選択の目印として使用できるフローを示した。
収録刊行物
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- 関西大学高等教育研究
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関西大学高等教育研究 14 89-96, 2023-03-22
関西大学教育開発支援センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295679777475072
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- NII書誌ID
- AA12626037
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- ISSN
- 21856389
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- HANDLE
- 10112/00028095
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- NDL書誌ID
- 033023799
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL