学校女性管理職の登用促進に向けた政策提言 : 山梨県の文脈から現状と課題を考える

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  • Policy Recommendations for the Promotion of Female School Managers in Japan : Current Situation and Issues in the Context of Yamanashi Prefecture

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抄録

日本の小中学校における女性管理職の割合は,国際的に非常に低い水準にある。その日本にあって,山梨県の公立小学校における女性管理職の割合は全国的に最も低く,中学校のそれはワースト5に位置している(2021年度現在)。では,山梨県の学校において,女性管理職の割合が低い背景や要因を何であろうか。それらの背景や要因を山梨県の文脈から検討することは,日本全体の課題を解決する上でも意義があると思われる。そこで,本研究では,①山梨県における学校女性管理職に関する現状を統計的に精査し,②その背景や要因について整理する。③それにより,学校女性管理職の登用促進に向けた政策提言を試みる。なお,本研究は,山梨大学教職大学院の講義科目「教育政策の理論と実践」における学びをもとにした教育実践研究である。筆者らの研究チームは,本研究を素地として,理論と実践の往還によって「学校の景色を変えること」を,長期的な目標にしている。

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