我が国のコンテナターミナルにおける沖待ち船の待ち時間及びコンテナ量の推計我が国のコンテナターミナルにおける沖待ち船の待ち時間及びコンテナ量の推計
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- 赤倉 康寛
- 正会員 国土交通省 国土技術政策総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Waiting Time and Container Volume of Offshore Waiting Ships at Japanese Container Terminals
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説明
<p>要旨:近年,国際コンテナ輸送の定時性が著しく低下してきており,グローバル・サプライチェーンに多大な影響を及ぼしている。その大きな原因の一つは,海運アライアンスの再編に伴う特定の港湾・ターミナルへの寄港の集中である。混雑度の高いターミナルにおいて,寄港船の到着が遅延したり,荷役が長引いたりしてバースに空きがない場合,到着船は沖待ちを強いられる。本研究は,我が国の主要コンテナターミナルを対象として,AISデータを活用した沖待ち船の特定により,待機するコンテナ量・時間を推計し,海外港湾との比較分析を行ったものである。その結果,我が国のターミナルでは,平均100時・TEU/m/月前後の沖待ちが発生し,特に小さい船型の沖待ちが多かった。</p>
収録刊行物
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- 沿岸域学会誌
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沿岸域学会誌 34 (3), 19-28, 2021-12-31
日本沿岸域学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295802054698368
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- ISSN
- 24369837
- 13496123
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可