生活保護と就労収入

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タイトル別名
  • ―2013 年基礎控除改定の効果を巡って―

抄録

本研究は,厚生労働省「被保護者調査」の調査票データを利用して,日本の生活保護制度における被保護者の就労について検討を加える。本稿の分析は以下の2 つから構成される。第1 に,被保護者の就労について基本的な記述統計を提供するとともに,被保護者単位データを用いたプロビット推定によって被保護者の就労要因を分析する。第2 に,生活 保護制度における勤労控除について基礎控除を中心に解説するとともに,基礎控除がもつ被保護者の就労効果について検討を加える。特に,2013 年8 月の基礎控除改定の効果について,記述統計を用いた考察,並びに,イベント・スタディ設計に基づくパネル回帰を用いた推定を試みる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295834374281088
  • DOI
    10.57520/prifr.151.0_206
  • ISSN
    27584860
    09125892
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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