<i>Clostridioides difficile</i> Toxin/GDH抗原同時検出試薬の検出性能に関する比較検討 第2報―C. DIFF QUIK CHEKコンプリートとクイックチェイサーCD GDH/TOXの比較―
書誌事項
- タイトル別名
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- Second report of a comparative study of two immunoassays for the detection of <i>Clostridioides difficile</i> toxins and glutamate dehydrogenase in stool specimens
- Clostridioides difficile Toxin/GDH抗原同時検出試薬の検出性能に関する比較検討(第2報)C. DIFF QUIK CHEKコンプリートとクイックチェイサーCD GDH/TOXの比較
- Clostridioides difficile Toxin/GDH コウゲン ドウジ ケンシュツ シヤク ノ ケンシュツ セイノウ ニ カンスル ヒカク ケントウ(ダイ2ホウ)C. DIFF QUIK CHEK コンプリート ト クイックチェイサー CD GDH/TOX ノ ヒカク
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抄録
<p>今回我々は,C. DIFF QUIK CHEKコンプリート(アボットダイアグノスティクスメディカル,A法)とクイックチェイサーCD GDH/TOX(ミズホメディー,M法)を用い,検出性能評価比較を行った。基礎的検討として,Clostridioides difficileコロニーを用いた希釈菌液によるglutamate dehydrogenase(GDH)検出感度の比較検討を実施した。臨床検体における検討として,C. difficile感染症疑いで提出された125検体を両試薬で同時測定を行った。併せて培養法によるC. difficile発育の有無,toxigenic culture法(TC法)によるtoxin産生性の有無を確認した。基礎的検討の結果,GDH検出感度はA法の方が10倍程度良好な結果となった。培養法(陽性24件)を対照としたGDHの感度・特異度は,A法:79.2%/100%,M法:87.5%/100%であり,2件の結果乖離があった。TC法(陽性18件)を対照としたtoxinの感度・特異度は,両法ともに35.3%/100%であり,いずれも低感度であった。臨床検体でGDH結果が乖離した2件は,検体のサンプリング操作法の違いが結果に影響を与えた可能性が高く,糞便の複数個所をサンプリングするよう注意して検査することが重要である。A法,M法は,ほぼ同等の性能であり,先行データの乏しいM法においても,CDI診断における第1スクリーニング試薬として有用であると結論付けた。</p>
収録刊行物
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- 医学検査
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医学検査 72 (2), 223-229, 2023-04-25
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295879376004608
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- NII書誌ID
- AN10229989
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- ISSN
- 21885346
- 09158669
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- NDL書誌ID
- 032822536
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可