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- 松本 俊介
- 九州大学大学院農学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Proofreading mechanism of organelle localization of tail-anchored membrane proteins
- テイルアンカーカタマク タンパクシツ ノ オルガネラキョクザイカ ニ オケル ハイソウ コウセイ キコウ
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説明
真核生物の細胞内では合成されたタンパク質が,目的の細胞小器官(オルガネラ)に配送されることは正常な細胞機能に必要である.従来タンパク質の配送は非常に正確なプロセスであり,異なる配送先に誤って局在したタンパク質は,細胞の品質管理機構により速やかに分解されると考えられてきた.しかし,現在この考え方が大きく変わりつつある.C末端に膜貫通配列(TMD)を一つ持つテイルアンカー型(TA)膜タンパク質は,小胞体(ER)膜,ミトコンドリア外膜そしてペルオキシソーム膜に配送されるが,オルガネラへのタンパク質配送経路の変異などによりミトコンドリア外膜に誤配送されることがある.筆者らは,ミトコンドリア外膜に局在するAAA-ATPアーゼMsp1(酵母)/ATAD1(哺乳動物)が誤配送TAタンパク質を膜から引き抜くことで,分解だけでなく,配送のやり直し(校正)に関わることを見いだし,分子機構を明らかにしてきた.本稿では,「TAタンパク質のオルガネラ局在化における配送校正機構」について概説する.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 95 (1), 17-28, 2023-02-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295901054862976
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 032727447
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可