理念型経営の探索― 源泉・構造と測定指標 ―

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タイトル別名
  • Exploring the Philosophy-Based Management in Japan : Origin, Structure and Measurement

抄録

<p>日本企業の多くは理念型経営を実践することで発展してきた。しかし未だその実態についての議論は十分とは言えない。実務や個人の視点での理念浸透の研究は数多く行われてきたが、組織体における理念型経営の本質に言及した研究はまだ多くない。本稿では、オムロンと京セラの2社の事例を通じて、創業者精神を源泉とした理念型経営を考察する。そして、理念型経営の実践をモデル化した表明(statement)・体現(embodiment)・習得(learning)というSELサイクル構造を提案する。加えて、このSELサイクルを活用して今後の定量調査のための測定項目も開発する。本研究を通じて、源泉と構造の分析及び測定指標の開発を行うと同時に、学術的な理念型経営の本質に少しでも近づくよう検証する。</p>

収録刊行物

  • 経営哲学

    経営哲学 19 (2), 2-17, 2023-03-31

    経営哲学学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296044413449216
  • DOI
    10.50874/jmp.19.2_2
  • ISSN
    24362271
    18843476
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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