中高年単身者における電子メールやSocial Networking Service(SNS)を介した多世代関係と孤立感との関連

書誌事項

タイトル別名
  • Association between ICT utilization on isolation among middle-aged and elderly single people
  • チュウコウネン タンシンシャ ニ オケル デンシ メール ヤ Social Networking Service(SNS)オ カイシタ タセダイ カンケイ ト コリツカン ト ノ カンレン

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抄録

中高年単身者のメールやSNSを介した多世代関係が、孤立感に及ぼす影響について検討した。オンライン・アンケート調査を行い、50歳から7歳までの単身世帯者 900人を分析対象者とした。年代(50代/60代/70代)ごとに多重ロジスティック回帰分析を行った結果、 多世代との対 面およびメールやSNSの双方に基づく関係 (50代では70代以上との関係、 60代では50~60 代との関係、70代では20~40代との関係) は孤立感と負の関連が示された。こうしたことから、 多世代との対面でのコミュニケーションと併用してメールやSNSの活用することが、 中高年単身者の孤立を軽減する上で有用である可能性が示唆された。

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