中高齢者の筋量,柔軟性,及びバランス能に対するヨガの影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Yoga for Muscle Mass, Flexibility and Balance in Middle-Aged and Elderly People
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抄録
<p>我々は,ヨガが骨格筋の筋量増加と転倒予防に効果があると推察し,独自のヨガプログラムを開発した。今回,本プログラムが中高年者の全身筋量,下肢筋力,ハムストリングスの柔軟性,及びバランス能に及ぼす影響について検証を行った。対象は運動習慣のある30歳以上の成人25名(平均年齢69.4歳)で,2週間に1回,3ヵ月間(計6回)のヨガ教室を行い,初日と最終日に全身・体幹・上下肢の筋量,体脂肪率,TUG,SLR,片脚起立時間を測定した。また,問診の他に質問紙で行う日常生活活動テスト,転倒不安感尺度,気分プロフィール検査;POMS2を施行した。その結果,同一被験者における前後比較で,全身と体幹筋量は有意に増加(p<0.02),体脂肪率は有意に低下した(p<0.01)。またSLRでも有意な増加を認めた(p<0.05)。POMS2ではTMD得点(総合的気分状態得点)の低下を認めた。以上のことから今回のヨガプログラムにおいて,筋量増加,柔軟性向上に加え,ポジティブな心理効果があることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 聖マリアンナ医科大学雑誌
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聖マリアンナ医科大学雑誌 50 (4), 129-137, 2023
学校法人 聖マリアンナ医科大学医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296123104482432
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- ISSN
- 21890285
- 03872289
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可