学級カリキュラム・マネジメントによる教科横断的な外国語学習の展開

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タイトル別名
  • Development of Interdisciplinary English Learning Utilizing Classroom Curriculum Management

抄録

<p>本稿では,学級カリキュラム・マネジメントによって,資質・能力を教科横断的な視点で育むことを通して,外国語科の特質に応じた見方・考え方が豊かに育まれることの実証を目的としている。カリキュラム・マネジメントとは,カリキュラムを中心に,子供の学びの経験をよりよいものに改善していくアプローチである。つまり,児童が課題を達成するという自らの目的意識とその必要感に基づいて,探究的・協働的に取り組み,課題の達成を通じて自分の成長を実感できる学習活動の展開を支えるものである。授業実践では,総合的な学習の時間における学習目標を達成するために外国語科での課題を児童と共有し,伝えたい内容や伝え方について学びを進めた。サモア人とのコミュニケーションを図ろうとすることを通して,他者に対する配慮や言語材料の使用場面に意識を向けている児童が多く,主体的に言語活動に取り組む中で外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を豊かにすることに有効であることが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296123104923264
  • DOI
    10.57539/telesjournal.43.0_153
  • ISSN
    27585514
    13462504
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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