テレワーク導入の実証・ミクロ経済学的分析

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タイトル別名
  • Empirical and microeconomic analysis of introducing telework

抄録

本稿では、近年のテレワークについての先行研究をまとめ、その主張を実証的に検証し、理論モデルの構築 と分析を行った。先行研究の主張の実証的検証部分では、従業員数5~99 人の事業所比率が高い都道府県は、 ベースラインとした小規模事業所比率が高い都道府県に比して、テレワークを実施する比率が高まることを 示した。これは先行研究の主張と合致している。また、理論モデルの構築と分析部分では、テレワークについ て通常のミクロ経済学が想定するモデルを構築した。そして、その分析によって、「テレワークによる労働効 率の変化のテレワークの労働効率向上のためにもちいられる資本の弾力性」と「テレワークのための資本にか かる費用と労働にかかる費用との比」が等しいことを示した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296265971954048
  • DOI
    10.50987/jsod.21.1_12
  • ISSN
    24345629
    24365629
    18829252
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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