微細な凹凸を転写するナノインプリント まねができない技術力で偽造防止に貢献

説明

<p>小型化、高性能化が進む半導体の量産技術として期待されているナノインプリント技術。微細な凹凸パターンを持つ「型」を、基板に押しつけることでハンコのように転写できるのが魅力だ。兵庫県立大学の松井真二教授(当時)と旭化成は、10年以上に及ぶ共同研究で超高精細なパターンを転写できる円筒形の型の作成に成功した。この誰にもまねできない高い技術力の先に見えてきた市場は、世界の被害総額が年間500兆円にも上る偽造防止のソリューションだった。誰も予想しなかった展開を見せた技術開発の歩みについて聞いた。</p>

収録刊行物

  • JSTnews

    JSTnews 2023 (5), 3-7, 2023-05-08

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296343170737024
  • DOI
    10.1241/jstnews.2023.5_3
  • ISSN
    24337927
    13496085
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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