糖尿病神経障害における大径–小径線維機能連関:
書誌事項
- タイトル別名
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- Functional linkage between large and small fibers in diabetic polyneuropathy:
- a study by using Sudoscan and nerve conduction studies
- スドスキャンと神経伝導検査による検討
抄録
<p>【目的・方法】2型糖尿病 (T2DM) における小径線維 (SF) と大径線維障害 (LF) の関係を知るために, T2DM患者168名でスドスキャンSudoscan (SS) による電気化学皮膚コンダクタンス (ESC) と神経伝導検査 (NCS) による糖尿病神経障害重症度馬場分類 (BDC) の関係を調べた。SSはフランスで開発された末梢C線維機能検査で本邦未導入であるため, SSの有用性についても検討した。【結果】BDCで検討症例の75%にLF障害が把握された。SSによる足底ESC低下率は47%で, BDC-0度群の21%にESC低下があった。ESC低下度・低下頻度とBDC進行の間には正の相関 (p<0.001) がみられた。【結論】T2DMではSFとLFが平行的に障害される。SSの診断感度はNCSにやや劣るが, SSはLF障害が軽度な神経障害初期のSF障害把握に有効である。本邦神経障害診療現場への速やかな導入が期待される。</p>
収録刊行物
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- 臨床神経生理学
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臨床神経生理学 51 (3), 96-104, 2023-06-01
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296343170752768
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- ISSN
- 2188031X
- 13457101
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可