[14] 東京都練馬区における地域サークル主体の「光が丘デジタルアーカイブ」:サイト開設とグラントハイツ返還50年に向けて

DOI
  • 菅原 みどり
    立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 博士前期課程3年,光が丘歴史博物研究会

書誌事項

タイトル別名
  • [14] Hikarigaoka Digital Archive, a community circle initiative in Tokyo's Nerima Ward: Site opening and 50 years of land restitution

抄録

<p>東京都練馬区光が丘は、戦時中に帝都防衛目的のため「成増飛行場」が建設され、戦後は米軍家族宿舎(グラントハイツ)として利用された土地である。現在は約 27,000人が住む巨大な住宅団地群と公園のまちへと開発されているが、 住民のほとんどは地域外からの移住者であるため、地域の土地利用の変遷やまちづくりの歴史を知る機会が少なく、また、開発前から同地域の周辺地区で生活し地域の歴史を知る住民も、時の経過により年々減少しつつある。</p><p>そうした背景の中で、地域の有志が2021年より光が丘地域の歴史資料をアーカイブするサークル「光が丘歴史博物研究会」をつくり、歴史資料や地域住民へのオーラルヒストリーの収集を始めたことから、さまざまなつながりがうまれ、多くの協力を得て、2023年1月28日に「光が丘デジタルアーカイブ」を開設するに至った。本報告では開設の経緯とグラントハイツ返還50年に向けた地域活動、今後の構想について報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296343171145088
  • DOI
    10.24506/jsda.7.s1_s12
  • ISSN
    24329770
    24329762
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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