伝統的権威者の地位と権威の再生産における「接ぎ木」の戦術

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  • 台湾原住民族ルカイの「頭目の協会」に目を向けて

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本発表では、台湾原住民族ルカイの伝統的権威者である頭目が戦後、とりわけ文化復興と文化産業化が盛んになった1990年代以降、各種の外来の社会組織と接合する社会現象に焦点を当てる。主にルカイのK部落の伝統祭典における「頭目の協会」の関わりを事例とする。それを通してルカイの頭目が近代化した社会状況のなかで、外来の社会組織を利用してその地位と権威を維持し再生産する戦術、いわば「接ぎ木」の戦術を提示したい。

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Keywords

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390296498035983232
  • DOI
    10.14890/jasca.2023.0_f05
  • ISSN
    21897964
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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