キャリア後期看護職のセカンドキャリアに関する意向と関連要因

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タイトル別名
  • Intentions and related factors concerning second career of nurses in the later stage of their career
  • キャリア コウキ カンゴショク ノ セカンドキャリア ニ カンスル イコウ ト カンレン ヨウイン

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説明

千葉県内で働く40~60歳未満のキャリア後期看護職におけるセカンドキャリア(年齢を理由とした退職後に再び看護職として働くこと)の意向と関連要因を明らかにすることを目的に、質問紙法にてセカンドキャリア意向、対象特性、看護実務経験を調査した。<br> 有効回答1,562名のうち、セカンドキャリア希望あり群は1,194名(76.4%)であった。セカンドキャリア希望の理由では「経済的余裕がほしい」、「経験を活かしたい」、「働いている方が元気でいられる」、「看護の魅力ややりがい」が多かった。セカンドキャリア希望有群は、55歳以上、診療所勤務、パートタイム雇用、健康状態良好、就業状況に満足、高齢者施設スタッフ経験者に多かった。キャリア後期看護職のセカンドキャリアを促進するには、キャリア後期において、心身の健康を維持しながら満足できる仕事ができること、セカンドキャリアへの移行を念頭においた働き方や職場の選択ができる環境を整備することが必要である。

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