多職種による継続的な対話の場づくりによる効用と枠組み―地域ケア会議に着目して―

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  • A Framework of Utility for Creating a Place for Interprofessional Continuous Dialogue: Focusing on the Community Care Conference

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抄録

<p>目的:地域ケア会議のなかでも,とりわけ多職種による継続的な対話を取り入れ運営される会議体の効用について明らかにする.</p><p>方法:2019年3月,9名のファシリテーターを対象にグループインタビューを行い,データを質的帰納的に分析した.</p><p>結果:効用として【地域ケア会議の雰囲気が変わる】【新たな層が参加する】【他職種を知る】【他職種との関係性が構築される】【事例を見る視点が変化する】【援助の質が変化する】の6つのカテゴリーが抽出された.</p><p>結論:「場の変容」「職種間の関係性と視点の変容」「援助の変容」の三段階を経て質的に変容する,効用の概念的枠組みが明らかになった.</p>

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参考文献 (4)*注記

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