バイオ医薬品製造に用いる細胞基材の樹立に関する留意事項
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- 岸岡 康博
- 医薬品医療機器総合機構
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- 多田 稔
- 国立医薬品食品衛生研究所
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- 栗林 亮佑
- 医薬品医療機器総合機構
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- 堀内 貴之
- 株式会社ちとせ研究所
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- 高倉 知朗
- バイオロジクス研究・トレーニングセンター
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- 山野-足立 範子
- 大阪大学
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- 三﨑 亮
- 大阪大学
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- 石井 純
- 神戸大学
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- 太田 康勝
- Meiji Seikaファルマ株式会社
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- 大屋 智資
- シスメックス株式会社
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- 片山 和彦
- 北里大学
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- 川原 彰人
- 花王株式会社
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- 小山 伸吾
- 花王株式会社
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- 阪下 日登志
- 次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(MAB組合)
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- 瀧村 靖
- 花王株式会社
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- 森本 拓也
- 花王株式会社
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- 中野 歩希
- 医薬品医療機器総合機構
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- 早水 健二
- 医薬品医療機器総合機構
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- 日向 昌司
- 国立医薬品食品衛生研究所
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- 村上 聖
- 次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(MAB組合)
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- 内田 和久
- 神戸大学
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- 大政 健史
- 大阪大学
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- 石井 明子
- 国立医薬品食品衛生研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Points to consider in establishment of cell substrate used for manufacture of biotechnological products
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抄録
<p>バイオ医薬品の製造には,動物細胞や微生物に目的遺伝子を導入して樹立された細胞基材が用いられる。細胞基材の特性は,産生物である製品の品質及び安全性に影響することから,適切な細胞基材を樹立して製造に用いることが,最終製品の品質を確保する上で極めて重要である。細胞基材については,ICH Q5B及びQ5Dガイドラインにおいて,遺伝子発現構成体の解析やセルバンクの調製と特性解析等に関して基本的な指針が示されているが,両ガイドラインが作成されてから20年以上が経過し,その間にも様々な技術革新や知見の蓄積があった。本稿では,次世代抗体医薬品等のバイオ医薬品の開発・製造の効率化に貢献することを目的に,バイオ医薬品製造に用いられる細胞基材に関して,細胞基材の樹立・特性解析・管理に関する既存のICHガイドラインの概略を説明すると共に,これまでの海外での議論やAMED研究班での検討に基づき,細胞基材のクローナリティ及び産生物のシークエンスバリアントの評価方法及び管理の考え方を紹介した。</p>
収録刊行物
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- 日本PDA学術誌 GMPとバリデーション
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日本PDA学術誌 GMPとバリデーション 25 (1), 10-19, 2023
一般社団法人日本PDA製薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296597276615168
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- ISSN
- 18811728
- 13444891
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可