舌下腺に発生した多形腺腫の1例

  • 山田 学
    独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科小児歯科
  • 安井 佑太
    独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科小児歯科
  • 中山 詩織
    独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科小児歯科
  • 磐田 翔
    独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科小児歯科
  • 岩渕 博史
    独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科小児歯科

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Pleomorphic Adenoma of the Sublingual Gland
  • ゼッカセン ニ ハッセイ シタ タケイセン シュ ノ 1レイ

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説明

多形腺腫は唾液腺腫瘍の中で最も発生頻度が高く,大唾液腺では耳下腺に,小唾液腺では口蓋腺に好発するが,舌下腺に発生することはきわめてまれである。われわれは舌下腺多形腺腫の1例を経験したので,文献的考察を加え報告する。症例は44歳女性で,右側口底部の無痛性の腫瘤を主訴に当科を受診した。生検にて多形腺腫の診断を得たため,舌下腺を含めた摘出を行った。現在術後約2年が経過しているが,再発は認めていない。

収録刊行物

参考文献 (17)*注記

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