<sup>13</sup>C標識メタクロレインを用いたH<sub>3</sub>PMo<sub>12</sub>O<sub>40</sub>上でのメタクロレイン酸化反応における副反応経路の解析

書誌事項

タイトル別名
  • Formation Pathway of By-products in Methacrolein Oxidation over H<sub>3</sub>PMo<sub>12</sub>O<sub>40</sub> Investigated by Using <sup>13</sup>C-Labeled Methacrolein

抄録

<p>主生成物だけでなく副生成物の生成機構の理解は、触媒性能向上のための有益な情報を与える。本研究ではメタクロレイン(MAL)酸化反応において13C標識メチル基を有するメタクロレイン(MAL)を基質に用いて、その13Cがどのように生成物に移行するかGC-MSを使って詳細に分析し、MAL酸化反応における副生成物の生成経路を調べた。その結果を基に、次のような生成経路を提案した。はじめにMALのC=C二重結合が酸化的に開裂してピルブアルデヒドが生成し、ピルブアルデヒドはさらに加水分解されて酢酸となる。</p>

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