マシニングセンタで抽出した竹繊維のみで成形したベベルギヤの歯元ひずみモニタによる駆動時のかみあい状態に関する考察

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  • A study of meshing circumstance of bevel gears made from bamboo fibers extracted with a machining center based on tooth root strain monitoring under driving conditions
  • マシニング センタ デ チュウシュツ シタ タケセンイ ノミ デ セイケイ シタ ベベルギヤ ノ ハモト ヒズミ モニタ ニヨル クドウジ ノ カミアイ ジョウタイ ニカンスル コウサツ

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抄録

環境問題への対応に向けて持続再生可能な天然素材の開発に対する強いニーズがある.先行研究では,マシニングセンタを用いてファイン竹繊維と称する高品質で精度の高い竹繊維を抽出する手法を導き,ホットプレス成形により,複雑な機械要素である竹繊維ベベルギヤを製造してきた.本報では,歯元ひずみの計測に基づき竹繊維歯車のかみあい状態を述べる.歯元ひずみのモニタにより歯の接触とかみあいの関係を評価して,さらにかみあい率についても考察した.その結果,竹繊維ベベルギヤはトルクの増大により歯の外端側の接触が強くなる傾向があることがわかった.さらに竹材の低い剛性に起因して,実駆動時には隣接歯で歯元応力が干渉することもわかった.

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