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- 松下 浩之
- 山梨大学大学院教育学域
書誌事項
- タイトル別名
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- Needs of Parents Regarding the Use of After School Day Services for Children with Intellectual Disabilities
- チテキ ショウガイ ノ アル コドモ ノ ホウカゴ トウ デイサービス リヨウ ニーズ ニ カンスル ケンキュウ : ホゴシャ ニ タイスル サービス リヨウ ジッタイ ト ヒョウカ ノ チョウサ カラ
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説明
<p>知的障害のある子どもの余暇活動支援の場として,わが国では「放課後等デイサービス」(以下,放デイ)がその役割を期待されている.近年,放デイ事業所は急増しているがその質が低下しているという指摘もあり,特に保護者が求めているニーズが十分整理されていない現状がある.そこで本研究では,放デイを利用する子どもの保護者を対象に,サービス利用の実態および内容の評価,事業所選定において重視する点について調査を行った.その結果,知的障害のある子どもは平均して週に3~4日放デイを利用し,そのサービス内容や評価は障害の程度や学年などで異なることが示された.しかし,多くの保護者は共通して,子どもが成長できる場を求めており,職員の専門性や人間性を重視して事業所を選定している可能性があることが示唆された.今後は,複数の事業所で利用できる支援サービスを共有し,整理するための枠組みを構築していくことが必要であると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 社会福祉学
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社会福祉学 64 (1), 15-30, 2023-05-31
一般社団法人 日本社会福祉学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296674775999488
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- NII書誌ID
- AN00314800
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- ISSN
- 24242608
- 09110232
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- NDL書誌ID
- 032923021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可