大学構内で学生がロボットと行った会話の分析

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タイトル別名
  • Analysis of conversations that students had with a robot in a university

抄録

<p>近年、大学生におけるメンタルヘルスの問題が深刻化している。そこで、会話ロボットを大学構内に設置することで、学生のメンタルヘルスケアの早期介入に貢献できるのではないかと考えた。その有効性を検討するため、オペレータが遠隔操作するロボットが大学構内で学生と会話を行う実証実験を実施した。実験にあたり、ロボットが参加者を褒める条件と褒めない条件を設定し、参加者の性格特性、一時的な気分変化、発話の感情極性との関係を探索的に分析した。その結果、ロボットが褒める条件と褒めない条件において、性格特性が似ていても気分変化や発話における感情極性の発生傾向が異なること、また発話における感情極性の発生傾向が似ていても気分変化に違いがみられることが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390296808221249920
  • DOI
    10.11517/pjsai.jsai2023.0_2o5os2a02
  • ISSN
    27587347
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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