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- 迫田 哲平
- 九州大学病院遺伝子細胞療法部
書誌事項
- タイトル別名
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- Genomic analysis for TIM-3-expressing measurable residual disease post allogeneic SCT
説明
<p> 急性骨髄性白血病における同種移植後の再発は極めて予後不良であり,大きな臨床的課題である。この再発を早期に予測するためには,測定可能/微小残存病変(measurable/minimal residual disease,MRD)の定量的評価が有用である。European Leukemia Net(ELN)は,マルチパラメーターフローサイトメトリ(MFC)によるMRD評価法を確立した手法と定義しているが,遺伝子変異で定義されるMRDとの関係性や,同種移植後MRDを用いた予後予測法の最適化など明らかにすべき課題は依然として存在する。本稿では,細胞表面抗原によるMRDと遺伝子変異によるMRDの関係性を明らかにするためのシングルセル解析を用いたアプローチ,及び,本邦におけるMFC-MRD評価法の確立に向けたTIM-3を用いた微小残存白血病幹細胞評価法の有用性の検討について報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本造血・免疫細胞療法学会雑誌
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日本造血・免疫細胞療法学会雑誌 12 (3), 167-171, 2023
一般社団法人 日本造血・免疫細胞療法学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296808247238912
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- ISSN
- 2436455X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可