ミルターン加工における切削痕形状の制御による審美性の向上
書誌事項
- タイトル別名
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- Improvement of aesthetics by controlling the shape of cutting marks in turn milling
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説明
<p>ミルタ-ン加工は高能率な加工が可能であるが,不均一な切削痕が創成されることが問題視され,粗加工にしか使用されていない.一方で,生産現場では仕上げ加工の高能率化が求められていることから,ミルタ-ン加工の仕上げ加工への適用に向けた研究が活発化している.ミルタ-ン加工を仕上げ加工に適用するには,加工精度の向上だけでなく,加工面における審美性の向上が必要不可欠と考えられる.そこで本研究では,ミルタ-ン加工で創成される切削痕が審美性に及ぼす影響を分析し,ミルタ-ン加工の仕上げ加工への適用可能性を検討した.加工面の輝度や反射像の鮮鋭性を評価することで,切削痕の形状や連なり方が審美性に影響することを明らかにした.切削痕の形状を制御することにより,ミルタ-ン加工を仕上げ加工に使用できる可能性があることを示した.</p>
収録刊行物
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- 砥粒加工学会誌
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砥粒加工学会誌 66 (12), 698-705, 2022-12-01
公益社団法人 砥粒加工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296829542575360
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- ISSN
- 18807534
- 09142703
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可