社会実験データとミクロ交通シミュレーションを用いた信号現示パターンの最適化

  • 大井 啓史
    国土交通省北海道開発局釧路開発建設部釧路道路事務所
  • 江戸 元希
    室蘭工業大学 大学院工学研究科環境創生工学系専攻
  • 有村 幹治
    室蘭工業大学 大学院工学研究科 もの創造系領域

書誌事項

タイトル別名
  • OPTIMIZATION OF SIGNAL DISPLAY PATTERNS USING SOCIAL EXPERIMENTAL DATA AND MICRO TRAFFIC SIMULATION

抄録

<p> 近年,交通渋滞対策検討に交通渋滞の緩和効果や周囲の交通流への影響を把握できるミクロ交通シミュレーションが活用されている.本研究では交通渋滞が恒常的に発生している札幌新川IC周辺交差点を対象として,3年度にわたり実施された社会実験から得られたデータとミクロ交通シミュレーションの活用により信号現示パターンの最適化を行った.社会実験データから現況再現性を高めたシミュレーションモデルを構築し,そのモデルを用いた最適信号現示パターンの検討・抽出を行った.抽出した信号現示パターンの実現のため現地にて再度社会実験を試行し,交通シミュレーションによる事後評価を行った.以上の結果より,社会実験データと交通シミュレーションを活用した交通渋滞対策最適化検討の有用性を確認した.</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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